ASモルタルD工法(高靱性)は、一軸引張応力化において疑似ひずみ硬化特性を示し、微細で高密度の複数ひび割れを
形成する高靱性材料【複数微細ひび割れ型繊維補強セメント複合材料:HPFRCC】である『ASモルタルD』を用い、劣化構
造物の表面保護を行うことで、構造物の機能を回復させる工法です。優れた接着性で既存構造物と一体化し、耐摩耗性
や水密性に優れコンクリート構造物を劣化要因から守ります。
特殊繊維を混入することにより引張力を分散させ、ひび割れ幅を微細に抑え、大きな引張変形と靱性を示します。
特殊繊維を混入することにより引張力を分散させ、ひび割れ幅を微細に抑え、大きな引張変形と靱性を示します。
ASモルタルD工法の実績表はこちら。
特 性
- 高靱性を有しており、引張力を分散し、発生ひび割れ幅を微細に抑えます。
- 高い曲げ強度を有し、ひび割れ抵抗性に優れています。
- 既存構造物との一体化(接着性)に優れています。
- 透水量が少なく、防水性に優れた材料です。
- 水流や砂礫による摩耗に対する抵抗性に優れています。
- プレミックス材料である為、水と混練りするだけで、「左官」・「吹付」の双方で施工が可能です。
物性及び配合
施工フロー
ASモルタルD工法(高靭性)の「靭性」とは
特殊繊維を配合 | 曲げに対して追従(割れない&ひび割れの分散) |
施 工 例
1 施工前状況 | 2 練り混ぜ(繊維混入) | 3 吹付施工 |
4 仕上げ | 5 施工完了 | 例 左官施工 |
この内容は2017年5月現在のものです。